活動報告

政務活動(啓発・視察・研修)

【令和元年度町村議会議員特別セミナー in JIAM(自主研修)】

【令和元年度町村議会議員特別セミナー in JIAM(自主研修)】

秋の研修シーズンになりました。
知らないことが多すぎて、知りたいことが多すぎて、知れば役に立つことが多すぎて、やりたいことが多すぎて、JIAMで研修を受講できる幸せに感謝です。

※JIAM=大津市にある全国市町村国際文化研修所。行政関係者や議会関係者の研修施設。通称ジャイアム。

今回のお題はこちら

10/3①
近未来の日本農業と地域社会 ~政策を考える基本視点~
福島大学食農学類長・教授 生源寺 眞一

10/3②
内発力は逆境を順境に変える
長野県川上村 村長 藤原  忠彦

10/4①
「子育て」で地域に人を呼び戻す ~森のようちえんを起点とした取組~
特定非営利活動法人 智頭町森のようちえん まるたんぼう 理事長 西村 早栄子

10/4②
企業活動から見える地域との関わり
タビオ株式会社 代表取締役会長 越智  直正

一泊二日4本立てでした。

参加者の中で私が最年少。その理由は・・・

なんと、見渡す限り、今回は私が最年少のようでした。
(若そうな方にはだいたい声かけたので間違いない!)

その理由は・・・

ズバリ、町村議会議員対象のセミナーだからです!!

これがね、市町村議会議員対象のセミナーなら、もっと若い方が多くおられるんですよ。

なんでかって?ちょっと考えてみてください。全国的な課題です。

答えは、
町村議会議員の報酬が、家族を養える額でないため、若い人が参入しにくいから。
ちなみに、市議会議員の報酬は、家族を養えるので、若い人でも参入しやすいです。
家計をどうするか、家族の理解の得やすさに大きく影響しますね。(稀に養えないところもあります涙)

ウチはどうしてるかって?

もちろん共働きです。家族の理解と協力に毎日感謝です。

今回は全て自由席です。前の方だったので、スクリーンは裸眼でも見やすい(笑)

近未来の日本農業と地域社会 ~政策を考える基本視点~
福島大学食農学類長・教授 生源寺 眞一

農業を取り巻く環境や情勢について詳しくお話いただきました。

日本の農業の強いところ:施設・畜産・大規模農業法人
日本の農業の弱いところ:兼業農家・・・後継があらわれない

日本の農業は二つの考え方どちらかを意識して組み立てる必要がある

①大規模集約化農業
②集落文化としてのコミュニティ農業

どちらも良いですね。農業法人でやってみたいし、ゆる〜く田植えパーティみたいなんもしたいし。

兼業農家は良くできた合理的な仕組みであるけれど、後継はあらわれない、というのは妙に納得しました。

内発力は逆境を順境に変える
長野県川上村 村長 藤原  忠彦

日本一のレタス生産量をほこる川上村。農家所得が2000~3000万円なんだとか。
村長さんは8期目だそうですが、全くその弊害は感じられませんでした。経済発展と、福祉サービス向上を、同時進行で、かつ先進的なことをバンバンやっておられます。想像以上で、びっくりしました。

福祉と医療と介護のワンストップサービス
スクールバスの民間利用
村の木を使った校舎

新しい取り組み、いいな〜
なんとか解決しようと行動する、いいな〜

政治家は長さじゃないな。何をやるか、成果だな。

「子育て」で地域に人を呼び戻す ~森のようちえんを起点とした取組~
特定非営利活動法人 智頭町森のようちえん まるたんぼう 理事長 西村 早栄子

経営と現場は分離すべき!すばらしい。

これは、大きなおどろきがありました。

何かと言うと、森のようちえんが黒字経営できているということ。

取り組みや活動だと思っていたので、経営できていることに、感激しました。
ほんと、すごいことです。

補助金ですけどね、福祉分野には補助金で大いに結構だと思うんです。
そしてまた、補助金の取り方がうまい。

今回のお話を聞いて、かなり、子どもにまつわる施設の経営をしたくなりました。
子どものミライのために、いろんなことをカタチにしたい、その想いが強くなりました。

企業活動から見える地域との関わり
タビオ株式会社 代表取締役会長 越智  直正

靴下屋の創業社長です。

めずらしく、啓発系の、能力開発的な内容でした。

嫌いじゃないですけどね、もう何年もそういったセミナーを受講していなかったので、久しぶりでした。

勉強では何も解決できない
記憶は機械がする
人間にできるのは想像力!!

人生一回きり
目の前の問題は、必ず解決できる
力の限り、未練のない人生を
志を持って、世の中を良くしよう!!

そう

あなたにも、わたしにも

できることは、まだまだある。そうでしょう?

交流の成果は・・・

今回の交流の成果は、主に2点です。

1点目:鳥取県日野町と継続的に交流しよう!

今回は鳥取から多く来られていて(鳥取は町が多いのです)、中でも、日野町の議員さんがお二人お見えでした。同じ名前なだけでなく、縁もゆかりもあるでしょうってことで、今後のつながりをお約束。

具体的には、日野菜を活用して、相互に盛り上げられるといいねってお話になりました。

鳥取県日野町では、地域おこし協力隊から議員になられた方もおられました。
いいですね。地域おこし協力隊。私は、わが日野町にももっとたくさん地域おこし協力隊に来て欲しい派なので、興味深い事例に感じました。

2点目:徳島県牟岐町議員と情報交換

徳島県牟岐町のお二人は4月初当選ということで私と同期仲間!

徳島県牟岐町議員のお二人は、大阪で仕事をしていた経験をお持ちとのこと。雰囲気的にすぐ意気投合できました。

42歳で商工会青年部部長であったり、新人であったりと、近しい共通点も。(ちなみに私は副部長)

上勝町も含めて視察に行きたいです。

まとめ

JIAMで町村議会議員対象のセミナーはおそらく年に一度だと思います。
みんな同じような規模で、同じような課題を抱えているので、このつながりは重要な情報ブレーンになりそうです。

今回も充実の研修、ありがとうございました。

二日目の朝はスッキリお目覚め。朝のお散歩時のワンショット。モーアさんの職場です。

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